オブジェクトの編集 ここでは、オブジェクトを自由に編集してみましょう。SLでは、さまざまな基本primが用意されていますが、ここではベーシックな立方体を例にして解説していきます。
オブジェクトの移動 前章であつかった立方体です。自由に様々な角度や距離から観察することができるようになりましたね?? このprimを右クリックしてパイメニュー(円形のメニュー)の「編集」を選択します。 すると、立方体に赤、青、緑の矢印がでてきましたね。
この矢印(ここでは青色)をクリックしてドラッグすると、その方向へ立方体が移動します。
<補足> ちなみに、何か他のツールを使ったあとで、矢印が出なくなったときは、編集ツールの「位置」を押してください。
オブジェクトの回転 編集ツール画面の「回転」をチェックします。 すると、矢印が球体状のベクトルに変わりましたね。
------------------------------ <補足> 前項の矢印が表示されている状態で、「Ctrl」キーを押すと・・・・・矢印が変化して回転モードになります。Ctrを放すと、また「移動」モードの矢印に戻ります。 慣れてくるとこちらの方が便利です。是非、こちらを憶えましょう^^ ------------------------------
そのひとつ(ここでは赤色)をクリックしてドラッグすると・・・その方向へ回転します。
青い軸を選択すると・・・・このように回ります。
オブジェクトの変形 こんどは、オブジェクトを変形してみましょう。 編集ツール画面の「引伸ばす」をチェックします。 すると、矢印が補助マーカー(小さな立方体)に変わりましたね。
------------------------------ <補足> 「Ctrl」キーを押すと、回転用の補助線が現れましたが、「Ctrl」と「Shift」を同時に押すと、変形用の補助マーカーがでてきます。 慣れてくるとこちらの方が便利です。是非、こちらを憶えましょう^^ 頭で憶えると言うよりも体(指?)が勝手に憶えてくれますw ------------------------------
補助マーカーのひとつ(ここでは赤い■)をクリックして右方向へドラッグすると・・・
このようにX軸方向へ引き延ばすことができます。
「Ctrl」+「z」でひとつ前の状態に戻します。
ふたたび、 「Ctrl」と「Shift」を同時に押すと、変形用の補助マーカーがでてきます。
このように縦軸(z軸)方向へ、引き延ばすことができました。
<補足> ちなみに、薄いグレーのマーカーを引っ張るとオブジェクト全体が、拡大縮小されます。
オブジェクトの複製 次にオブジェクトをコピーしてみましょう。 まずは、移動用の矢印が表示されている必要があります。編集用のウィンドウがでているならば、オブジェをクリック。編集ウィンドウが出ていないときは、オブジェを右クリックしてパイメニューから「編集」を選択です。
「Shift」キーを押しながら・・・・ 必ず「Shift」キーを押した状態で、カーソルを矢印の上に置きます。 矢印が太く表示されたはずです。この状態でクリックします。
これをドラッグすると・・・・・複製完了です。
複製方向を変えてもう一度。 「Shift」キーを押した状態で、カーソルを矢印(緑色)の上に置きます。
緑の矢印が太く表示された状態で、ドラッグすると・・・Y軸方向へオブジェクトが複製されます。
くどいようですが・・・w 「Shift」キーを押した状態で、カーソルを青い矢印の上に置きます。 太くなった青い矢印をドラッグすると・・・・ Z軸方向へ複製されます。
オブジェクトのサイズ変更 次にオブジェクトのサイズを変更してみましょう。基本的には先ほど出てきた「オブジェクトの変形」と同じですが、サイズをきっちり揃えたいときにはこちらの方法がおすすめです。
オブジェクトを選択します。
編集ウィンドウのオブジェクトのサイズ欄に、直接数字を入力します。
XYZの入力欄に、それぞれ2.0と入力してみましょう。
そこで、青い矢印をドラッグしてオブジェクト全体を地上に出します。これで正確に一辺が2mの立方体ができました。
オブジェクトの消去 オブジェクトが選択された状態で・・・「Delete」を押してみましょう。 きれいさっぱり消えました。ちなみに、rezしたオブジェを消去すると、完全にSL内から消滅してしまうので、コピーを取っていないものを消すときは注意してください。
まとめ まとめられるほど簡単な内容ではないのですが・・・・^^; ここまでで最も重要と思われる操作方法を修得できました。お疲れさまでした。 基本的には「Ctrl」「Alt」「Shift」「矢印」「Page Up/Down」「Delete」(「マウスホイール」)をカチャカチャと押しながら、適当に動かしていけば何でもできますw これらのキーに目印としてシールを貼付しておくのもいいかもしれませんね。 これは慣れるしかないです。アドバイスをひとつ付け加えるならば、アバター(つまりあなた)は、一歩も動かなくても大丈夫です。裏を返せば・・・・ウロウロ歩きながらオブジェを作成しても効率が悪いだけです。 立方体のオブジェを一個出現させて、そこに座って作業してもよいかもしれませんねw
さて、いよいよ次回からは作例のクマを作っていきたいと思います。
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07/08/15