球体だけでクマを作ってみよう さて、この章ではいよいよ具体的なオブジェを作成してみましょう。 始めての作品は・・・・「球体だけで作るクマ」に挑戦します。 単純なものだけで様々なものを表現できるのが「SLものづくり」の醍醐味です。その究極形態として1個の形から表現豊かな(?)動物を作ってみようという試みです^^
まずは球体をrez! もう、大丈夫かと思いますが・・・・自分の立っている場所の前方の地面を右クリック。メニューから作成を選択します。
編集ウィンドウの「作成」を選択して、基本primの球体をクリックします。
再び地面をクリックすると、球体が出現します。
自由に変形してもらってかまいませんが、ここでは作例と同じ大きさにするために数値を入力します。
X:1.5、Y:1.5、Z:2.0 と入力しましょう。
こんな感じになりましたか? これがクマの頭部になります。
クマの頭をつくる さきほど作った球体をベースにクマの頭を作成していきます。
ベースとなるprimの上をクリックして、もうひとつ球体をrezします。 大きさはXYZそれぞれ0.5です。 これを耳にします。
赤い矢印を動かして、耳の位置になるように調整します。
視点を横側に変えて、位置あわせを行います。 視点の変更は、すでに修得できていますか? よく観察したいprimを「Alt」キーを押しながら(カーソルが「+」に変わった状態)で、クリック。 「Alt」を押したままで、矢印キー(→)を押すと視点が回り込みます。
再び、正面に視点を戻して、耳の高さを調節します。
耳をもう一つ複製します。 「Shift」キーを押したまま、赤い矢印の上にカーソルを置きます。矢印が太く変わったら、クリックして右側へドラッグすると複製されます。
次に、口を作りましょう。顔の前面に球体を作成します。
大きさは X:0.7、Y:0.7、Z:1.0 です。
位置を調節します。 できましたか?
続いて、鼻を作成します。 大きさは X:0.2、Y:0.2、Z:0.3 です。
視点を変えて位置あわせ。このあたりは、絶えず繰り返しの作業となります・・・^^;
続いて目の作成です。もう、同じ事の繰り返しです。球体をrezして・・・・大きさをXYZそれぞれ0.15に設定します。
位置をあわせたら、反対側の目を複製します。 これで頭部のパーツが揃いました^^
まとめ ここで大切なのは、primの形、大きさを整えながら位置を決定していくことです。これがスムーズに行えるようになれば、オブジェクト制作のストレスは解消するでしょう。ポイントは、とにかく視点をグリグリ変更しながら、どこから見てもズレていない場所を決めることです。
もう、ほとんどできてしまいました^^ 着色を憶えれば終わりなんですが・・・・・ここはもう少しがんばって、体のパーツも作ってみましょう。
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07/08/15