補習授業の答え♪ 問題 球体だけのクマを「パンダ」に変えてください。できるだけ簡潔にすませましょう。
答え 別にこれだけが正解ではありません。もっといい方法はあるはずです。みなさんも考えてみてくださいね^^
とりあえず、私はこうしてみました^^ パンダにみえるでしょ?w
ポイントを解説します。クマとパンダの違いは「目」と「配色」です。 まずは「目」からみてみましょう。 球体をつぶして適当に回転させただけです^^; 視点をグルグル回しながら、ベストポジションを決めてください。
続いて「配色」について考えてみます。今回問題になる部位は胴体です。 胴体の白黒をどうやって分けるか? が、最大のポイントです。 上下を白黒に塗り分けたテクスチャを張るのがじつは一番簡単で、prim節約になります。しかし、ここではprimだけ・・・しかもやはり球体だけで作ってみたいと思います。 胴体を上下のprimに分割した形にします。これによって色の塗り分けが可能になります。 実際にはprimを切ることはできないため、設定パラメータの「パス・カットの始点と終点」を活用します。ちょうど半球になるようにカット(図中のように B:0.25、E:0.75)します。 それをコピーして片方を回転させてぴったり張り合わせます。 上半分は黒、下半分は白になるように配色します。口は少し灰色にして顔と区別できるようにしました。 これで、このようなパンダっぽいものwができました。
さて、最終調整に入ります。 パンダの胴体の黒い部分がなんだかTシャツみたいになってます。これは、primのカットが元primの中心点でカットされるため、どうしても黒い部分が多くなってしまうからです。 ここは簡単にすませたいのでw、腕と頭部を少し下に下げてみます。つまり胴体へ頭部をくい込ませるわけです^^; こんな感じになりました。ずいぶんパンダらしくなりましたね。 あと、シッポは「白」です。黒いシッポのパンダはいませんww (こだわり・・・^^;) これにて完成♪
おわりに・・・ さて、以上で 「超」初心者用・オブジェクト作成レッスン♪ は終了です。 犬とブタは、敢えて簡単にしか説明しませんでした。しかし、球体だけのクマをしっかりマスターしたあなたなら、なんら心配することはないでしょう。 実際に、クマに挑戦した方から、「パンダにしたいっ」と質問をいただきました。実際に作ってみると、なかなか良い練習になると思われたので、補習授業として加筆しました^^ ちょっとアイデアを出すだけで、ちがうオブジェを作ることができるという良い見本になったと思います。 さて、これにて終わりとなるわけですが・・・ 正直なことを話しますと・・・・実際にはここに書いてある内容よりも、ずっと適当に作っています^^; ほとんどの場合、サイズを測ってつくることはしませんねw 今回も適当につくったkumaをベースにして、わかりやすい数値に置き換えて作り直しただけです。 あまり数学的に考えずに、気楽に落書き気分で作ると意外とバランスのよいものができると思いますよ。 加筆 2007.10.14 レッスン♪はまだまだ続きます。さらなるステップアップを目指しましょう^^
| |||
07/08/15